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「時は金なり」僕はそう思わない

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心理学
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会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro

歴史を築いてきた我々の先輩方がよく口にしていた言葉。

「時は金なり」時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないよという戒めです。

でも僕はそう思わないのです。だって、「お金」は稼ぐ事が出来ますが、「時間」って買えますか? (まーた、屁理屈を!そうじゃないんだよ!)というご意見をしばしば頂戴するのですが、真剣にそう思うのです。だって時代の流れが速すぎるんですもの。当時の「時」と今の「時」では価値が違うという事を言いたいのです。お金もそうです、今やキャッシュレスですからね。「日本銀行券を銀行に貯金しておけば10年間で利息が」という時代ではないのです。「お金は動かさないと増えないし、いつ価値が無くなってもおかしくない時代」になってきているのです。

だってトランプ大統領がTwitterで呟いただけで、世界相場が大きく変動するんですよ?Twitterなんてって書いたらお叱り受けそうですが、「〇〇なう」って自分の情報発信コミュニティー媒体だったものが、アメリカ合衆国の大統領が自分の考え方や国の方針を呟いて、それが世界の相場を動かすくらい強大なツールになっているのです。タンスの中にしまっている現金がこういう権力者の一言で全く価値の無い紙切れになってしまうかもしれない。

そう考えると、「時」と「金」は同じ位大切なものと言っていいものでしょうか?確かにお金は便利なツールですし、お金がないとほぼ何もできません。「先立つもの」なんて表現をされるのも理解できます。

比べて時間はどうでしょうか?

「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ!」等と今のご時世に言ってたら間違いなく淘汰されてしまいますよね。一時期「窓際族」なんて言葉が流行りました。(日本の企業や団体の職場において閑職に追いやられた、余剰の社員・職員を指す言葉)と Wikipediaにありましたが、45歳早期退職者募集なんて言われている世の中で、窓際すらも認めない世の中になっているのです。手紙、電話、ポケベル、携帯、メール、SNSとみんな等しく24時間しかないのにその中でもいかに早く情報を掴めるか、立ち止まったら負けという図式が出来てきているのです。

現在の子供達の新聞離れ、テレビ離れが深刻な問題になっています。新聞は活字に触れなくなることにより読解力の低下が起こるというのは判ります。それではテレビ離れは何が問題なのでしょう?民放はコマーシャルによる広告収入で成り立っています。そうです、コマーシャルを見てもらえのであれば番組を作る予算が無くなるという事なのです。「月9」なんて言葉ありましたよね、月曜日の21時から放送されるドラマの事です。最近のお子さんは政府統計によると携帯やパソコン、モバイルで動画を見ているそうです。しかもその内容が

・ ゲーム実況チャンネル

・ 大食いチャンネル

・ こんなのやってみた!チャンネル

などなど。政治的無関心どころか、社会無関心なのです。そりゃ、子供達に『将来なりたい職業は?』という質問に『ユーチューバー』と返ってくるのも頷けますよ。実際に動画を挙げて広告収入を得るまでに至っている人達は一日多い時で18時間撮影と編集をすると聞きました。見てもらえる・興味を持ってもらえる動画を作る為にです。再生数と高評価が増えれば広告宣伝収入が入ってきます。テレビ番組の構成を個人が行っているのと同じ構図です。しかも分かり易く、撮影場所も機材もテレビ番組ほどお金はかかりませんし、有名な俳優さんを使わなくてもいいですから構成費は安く済みます。でも、視聴者にはわかっていないだけで『ユーチューバー』達はたかだか十数分の動画を作るのに何時間も何日も掛けているのです。でもそれが当たれば?十数分の動画が何億円に化けるのです。

如何ですか?「時」と「金」は同じ位大切なものでしょうか?「金」は同じでも、みんな平等にある24時間の中で25時間の仕事ができる人が成功しているのです。

もちろん新聞を読むにしろ、本を読むにしろ、テレビでニュースを見たり討論会を見たり、学習意欲を持って取り組む事が出来ればその全ては自己啓発ツールです。動画だってだたボーっと見ていれば勝手に情報が入ってくるだけの害です。しかし使い様によっては「他人の何十時間の努力の結晶を数分で得られる最強ツール」になるのです。

今回は「時」と「金」はその価値が全く違う という記事でした。

りゅうこころでした。ryukokoro

ここでしか明かされないりゅうこころ、考え方の秘密。「僕は白ではなく漆黒、水になれなきゃ毒になれ!」|りゅうこころ ryukokoro
会社経営・心理カウンセリング・教育コンサルタント・人材育成(ヒューマンリソース)講演家、りゅうこころです。ryukokoro はじめに このnoteをこんな高額設定にさせていただいたのは、 「普段絶対明かさない、僕の頭の中だから」 です。 読まれた方の中には幻滅される方もいらっしゃるでしょう。 それでも僕...
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