
会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro
そもそも「お客様は神様です」なんて言葉は一部のメディアが流行らせた言葉であって、それを鵜呑みにして「俺は客だぞ」というバカが多すぎるという件です。

目次
お悩み
僕の所に相談にいらっしゃった方からこんなお話が。
「お客様から毎日訳の分からない事で怒鳴られて、仕事を辞める訳にもいかないし、もう死にたいです」との事。
「そんなバカの為に死んでやる必要なし」と僕は言いました。客たる者、代金を支払う代わりに物若しくはサービスを受けるのです。素晴らしいサービスを受けたければそれなりのお金を払わないと。それをコンビニとかスーパーとか、ファミレスとかファーストフードで偉そうに、何様のつもりだ!と思う事が多々あります。

nonfiction.1
僕がケンタッキー・フライド・チキンに在籍している時にもありました。
「おい!!チキンの中から1㎝くらいの虫が出てきたぞ!!」
すぐにわかりました『軟骨』だって。でもお客様は引き下がらない。
「言ったな?お前この芋虫を軟骨だって言ったな?保健所持ち込んでやる」
「どうぞ、それよりお客様。営業妨害ですので店内で怒鳴らないで戴けますか?」
「上等だコノヤロウ!!たっぷり損害賠償請求してやるからなぁ!首洗って待ってろ!!」
と。一向に連絡がないのでこちらから保健所に連絡してみました。「そんなお話ありましたね。軟骨ですよ」こちらはプロですからね。それに、皆さんもコマーシャルで見たり実際にフライドチキンお召し上がりになった事、ありますよね、あれは当然鶏の一部なんです。
その一部からですよ、1㎝の大きさの芋虫って、どんだけデカイ鶏ですか。人間で例えたら30㎝くらいの寄生虫が胸のあたりに住んでいたことになります。(あー、想像したくないくらい怖い。。。)
それを感情に任せて騒いで怒鳴って「損害賠償?」「首洗って?」あなたのしている事は脅迫です!しかも、最近欲求不満なんですかね。中高年とくに初老の方が多いんですよ、すぐ怒鳴る。「責任者だせ!!」って。
・ 責任者、暇じゃないですから。
・ お店の売り上げの為に必死ですから。
・ そんな訳の分からない「クレーマー」に付き合ってる暇ありません。
nonfiction.2

ましてや、今回のご相談のように、「そんなバカなヤツの為に死んでやる必要なんて全くありません!」
サービス業を経験しますと、自然と自分が行くお店に対してその苦労がわかるので、イライラするどころか同情しちゃうんです。先日も行きつけのコンビニで初老の男性が怒鳴ってました。
「おい!そんなとこでさぼってないで早くレジやれ!!」と。可哀想に、レジの女の子は怖くて今にも泣きだしそうです。見兼ねて私は初老の男性に言いました。
『あなた、どうして「さぼってる」って言いきれるんですか?商品の陳列や消費期限のチェックはお店にとって必要な事です。勝手な決めつけは名誉棄損です。大声出して恫喝した事は脅迫であり、業務妨害ですね。法律には刑法と民法があるのをご存じですか?あなたは神様でもなければ、偉くもないのです。ただ、「お金というツールと商品を交換しに来ているだけ」です。たかだか何百円の買い物でなに偉そうな事言ってるのですか?そんなサービス、商品代金の中に入っていませんから。110円の缶コーヒーは110円の価値ですから』
初老の男性は今度は私に食って掛ってきました。
「お前に関係あるか!」
『はい、貴方のせいで私待っているのですが・・・』
「もういい!」と男性はプンスカ出ていかれました。
コンビニのお姉さんからはせめてものお礼にと缶コーヒーを頂戴しました。

冷静で適切な対応を
世の中平和になるとですね、勘違いする客が増えるのですよ。「二度と来ないからな!」「ええ、二度と来ていただかなくて結構です」と送り出してあげましょう。「何だその態度は!」と掴まれたり突き飛ばされたりしたら警察に連絡しましょう。立派な「暴行罪」です。どうせ警察の前では大人しくなってしまうんでしょ?自分より立場が弱いと思ったら大きな間違いです。お店にはね、「売る権利」もあれば、「売らない権利」もあるのですよ。気持ちの良いお客様には、気持ちよくお帰り頂きたいと思うのは人情。そうでないお客さんには、それなりに、ですよ。
なんでそんな無茶苦茶言われて頭下げなきゃいけないんですか、ばかばかしい。話は戻りますが、ケンタッキー・フライド・チキンで大声で騒いだ人、当たり前ですけど来なかったですね。騒ぐだけ騒いでおいて、謝罪無し。こんなひどい世の中ありますか?
それが現実にまかり通ってるから、その下の世代の子達が就業場所でバカなことしてTwitterに自慢げにアップしてお店から損害賠償求められているんじゃありませんか?親の世代がそんな考え方だから子供の世代もそうなるのです。
欲しいから、食べたいから行くのでしょう?じゃあ大人しく待ちなさい!何も店舗は理不尽にお待たせしているわけではありません。皆さん平等にお客様なのです。あなただけが特別じゃありませんから。
「働かないと家族が・・・」なんて悩んで死にたいって思っているそこのあなた。働く場所なんて幾らでもありますから大丈夫、死んでしまったらそれこそ何もできないし周囲を不幸にするだけです。
会社は痛くも痒くもないのです、会社にとって壊れたパーツは取り換えればいいのだから。あなたは「パーツである事」を正しく認識しましょう。その上でお給与が沢山もらえるように頑張ればいいのです。逆に言えば「パーツ」なのだから会社を選ぶことも出来るのです。
勘違いしないでくださいね。「無責任に辞めてしまえ」と言っている訳ではありません。あなたが必要とされる場所はそこだけじゃないよって言いたいのです。【勤労の義務・納税の義務=職業選択の自由】なのです。
だから、何も考えずに感情をぶつけてくるバカなクレーマーは適切に対処しましょう。行政府である警察があなたをちゃんと守ってくれます。おおいに悩むときは悩めばいいのです。でも、死んじゃダメ!! 絶対にダメ!!!誰も幸せにならない!!
あまりにも勘違いした消費者が多いので、頭にきて書いてしまいました。まったく、そいつらによって壊された心を修復するこっちの身にもなれ!壊れた心を修復するのって一朝一夕で行かないんだぞ?
心が弱ってる方、見捨てませんから一緒に回復しましょうね。
りゅうこころでした。ryuokoro

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