
会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro
日本は漫画大国
セーラームーンといい、ドラゴンボールといい、ナルトといい、ワンピースといい、日本は漫画・アニメ文化が凄まじい国ですね。
これが世界に発信されて世界コスプレサミットまで開催されています。
どれだけの外貨が集まっているのかと考えると恐ろしい経済効果です。
そう考えると京都アニメーションの痛ましい事件は心の底からお悔やみ申し上げますし、世界各国から弔問に訪れてくれるのは漫画大国、日本だからだと思います。
リアルタイムの外貨
日本の漫画がアニメ化され、それを日本語で歌う外国の子供。
そしてその国の言語に訳されて放映されているという誇らしい現実。
外国の例でいうところのマーベルとかピーナッツ(スヌーピー)がこれに当たると思いますが、日本の漫画はとにかく長編で、もともとは連載から始まっているというすさまじいスピード感が生む出す奇想天外なストーリーが万国受けしているとも言われています。
これらがリアルタイムに生み出す外貨収入は年間数億円とも言われます。
時を経ても色あせないアニメーション
子供が親になり、その子供の代になり、それでも色あせない日本のアニメーションの凄さは他の追随を許さないレベルであると言っても過言ではないでしょう。
子供時代には買えなかったアクセサリーやおもちゃを、大人になって夢を叶えるが如く買い揃える大人がすごい人数いると統計にありました。
ライダーベルトやコンパクト、魔法のステッキなど、当時子供時代には高価で買えなかったものが、大量生産されて自分の収入も増えて買う事が出来た時の喜びは幾ばくか・・・と思います。
それがどんどんバージョンアップして登場するのですから、いくら新製品を販売しても売れる訳はここにあります。
お年玉は親が預かります
我々が子供の頃って、今でこそ「貰ったら返さなきゃいけないからお年玉って巡っていたんだな」ってわかりますが、今の子供達はお年玉をそのまま親に渡さず受け取って使うのですね。
私もお年玉をあげますが、目の前で中身を確認された日にはちょっと正直引きますが。
それでもリアルタイムでお年玉を使って買い物できるというのは、子供にとってお買い物をするという大人の階段を我々より早く昇っているのですね。
「どんなものをお年玉で買うの?」
と訊くと
「ゲーム・スマホ」
と返ってくるあたりが年代を感じさせます。そんな高価なお年玉貰った事ないですから。
せいぜい「ヒーローの鉛筆」とか「ヒロインの消しゴム」だったものが、インタビューを聞いていると「十数万お年玉貰った」なんて子供もいてびっくりしました。
ブランド化したコンパクト
子供の頃買う事の出来なかった、アニメヒロインが持っていたコンパクト。
売れるとなれば最近では有名ブランドとコラボして販売されているようです。オモチャなら数千円、大人用なら数十万円と商魂たくましいのも日本人の良い所なのでしょう。
これらが生み出す経済効果は「上場会社の予算に匹敵する」という記事もありました。
これからもアニメ・漫画文化は大切にしてもらい、日本の新しい伝統として経済効果を生んで切れる事を期待せずにはいられません。
りゅうこころでした。ryukokoro