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全く先の見えないコロナショック!もう何をどうしていいのか全く分かんない!それでは今回心理学ではなくて、「バブル崩壊」を勉強してみましょう!そしてこれからどうするべきか真剣に考えてみましょう!!

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会社経営・心理カウンセリング・教育コンサルタント・人材育成(ヒューマンリソース)講演家、りゅうこころです。ryukokoro

なるべく身近にわかりやすく書こうと思います。

「アフターコロナで景気は回復して元通りになる」と楽観的に考えていたところ、どうもそうではないらしい。

『今までとは違う生活様式を』なんて言われております。

三密を避けるとかマスクをするとか、しなければならない事はわかるけど、

これからの日本経済どうなっちゃいうの?という不安だらけ。

それならば歴史を振り返ってみましょう。

27年前に日本国内で大パニックになった「バブル崩壊」

まず、これは何だったの?から始めましょう。

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億ションの登場!

テレビなどで

「めちゃめちゃ景気いいよ。どんどん土地の値段も上がってるよ」

と毎日流れていました。

大手ゼネコン(建物作ったり道路を整備したりする会社)からお仕事貰おうと、接待飲み会などで百万円とか普通に使ってた時代だったのです。

マンションとか土地の値段とかガンガン上がるから、一般の人達も

『買えば儲かる!』

みたいに買っては売り、儲けては買ってを繰り返していたの。

億ションなんて言葉もこの時産まれたのです。

(一億円超えるマンションの事)

信用がた落ちの末に

ところが土地というのものの信用が一気に崩れて、銀行とか証券会社っていう、

「お金でお金を生み出すところ」

もガッタガタに崩れたんです。

そうすると・・・すごい金額で勝った土地とかマンションの値段は暴落します。

もともと土地とかマンションなんて、

「石油が出る土地」

とか

「金が出る土地」

とかではなく普通の一般の土地やマンションなので、言ってみればそれ以上でもそれ以下でもないのです。

ただただ価格が馬鹿みたいに高騰しただけの話。

この時に贅沢三昧・金使いたい放題してきて、マンションやら土地やらが大暴落した人に残されるのは

「悲しい凄い金額の借金」

だったのです。これはあんまり公にされていないけれど、すごい人数が絶望して自殺したって言われています。

これで有名なのが野村證券です、ここは証券会社で預かったお金を投資してお金を増やす事を仕事としてやっていたのだけれど、余りにもお客さんが損しちゃったものだから、補填したのです。

そんな何千億も補填したら企業なんか潰れるに決まってる、案の定潰れました。

そしてすさまじい数の失業者が生まれてしまい、ほとんどの人が借金抱えてしまったのが、簡単に言うバブル崩壊です。

この時に生き残った業種

この時に生き残る事が出来た会社と、残念ながら倒産するに至った会社には違いがあり、

「お金を運用して儲けを出す」会社は悲惨な目に会いました。

コツコツとモノを作る会社は生き残る事が出来ました。

さあ、そうなると何が起こったか。

今までホワイトカラーって言って、白いワイシャツにネクタイ締めて仕事していた人たちの仕事がなくなる、人余り現象が始まったのです。

サラリーマンは気楽な稼業ではなくなってしまったのです、そしてコツコツと物を作るという業種が残っていきました。

ところが!!

こんな時に急成長してきたのが中国です。

日本人が戦後からやってきた「コツコツ作る」を安い労働力でやってしまうのです。

だって中国は儲けたいし、人口は日本の十倍以上いるのだから人件費も安いわけです。

そりゃ同じものなら安い中国の物を買いますよね。

こうして日本という国はまたもや昔と同じことを繰り返すべく、

「中国に工場を建てて安い人件費で稼ごう!」

とやってきたのですが、今や中国も日本と人件費はあまり変わらなくなってきてしまいました。

そうすると中国から買う製品が安くなくなるわけですよ。

でも、人口が圧倒的に多い中国の方が生産スピードは速いわけです。

するとどうなります?日本人の仕事がますます無くなっていきます。

こうして日本の強みは「おもてなしとか「サービス」に変わっていったのです。

ところがところが!!

新型コロナウィルスで接客業は大ダメージ、

「出歩かないで」

になってしまいました。

もうこうなると、日本人どうしていいか判らなくなっています。

当然経済も急降下です、そうなるとどんなことが起こるのか?

派遣やアルバイトの首きりに始まり、社員の人件費が払えなくなりますから失業者が増えます。

そうなると・・・自殺者が急増します、悲しい事ですが歴史が物語っています。

この事態を防止するために政府は持続化給付金とか無担保貸付金とか雇用調整助成金とか言っているのですが、一般市民として暮らしは厳しくなる一方です。

現実に廃業に追い込まれた飲食店は多く、インバウンドセールスを行っていた業種もどんどんシャッターを閉めています。

※ インバウンドセールスとは、海外からいらっしゃったお客様や観光客として県外からいらっしゃったお客様に対しての販売をメインとするお店の事

潰れるのを待つしかないの・・・?

居酒屋や飲食店も「店内での飲食はSTOP」となり、海外や県外からのお客様が来てくれなくなってしまったお店が辿り着いた答えの一つが「TAKEOUT」だったんですねー。

いままで「TAKEOUT」も並行してやってきた飲食店は売り上げに少々ダメージを受けてもやってこられました。

みなさんご存じの「ハンバーガーチェーン」「フライドチキンチェーン」「回転すしのお持ち帰り」などは「持ち帰って食べる」という選択肢があったために生き残っています。

昔の様に「出前え」を廃止して店内飲食だけでやってきたお店は大ダメージです。中でも「お弁当販売」などで頑張っているお店もありますが、基本ランチやお弁当って原価率が高いのであまり儲からないのが実情です。

メイドインジャパンの復活!!

食料自給率の殆どを輸入に頼り、国内に大した資源もなく、外国に対して自慢できることと言えば「治安の良さ」「清潔さ」「礼儀正しさ」くらいになってしまった日本がcovid-19という世界的ショックの中からどう生き残るか。

これを考える上で我々が思い出さなければならないのは『ここまでどうやって発展してきたのか、そして今現在の問題点は何なのか?』だと思うのです。

渡航規制によって外国人が国内に外貨を落としてくれない

日本国内でのおもてなし文化がカスハラを生んでしまった(カスタマーハラスメント)

同じ製品でも海外製(中国や韓国)の方が使いやすく安くなってきている

貧富の差が激しく、富裕層がなかなかお金を吐き出さない

日本という国が胡坐をかいて商社化してしまっている

まだまだ要因はあるでしょうが、これだけ輸出してきた国々が技術を持ってしまうと、

『日本製品だから欲しい』

という物理的付加価値が絶対条件で必要になると考えます。

自動車・テレビ・エアコン・スマホなど他国の追随を許してしまった日本がこれから先も生き残って行く為には、ソフトは勿論の事、ハードの付加価値も考えなければならない時代に来ているのだと痛感します。

そう、ホンダジェットのエンジンが尾翼の上にあって快適なようにね。

りゅうこころでした。ryukokoro

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