
会社経営・心理カウンセリング・教育コンサルタント・人材育成(ヒューマンリソース)講演家、りゅうこころです。@ryukokoro69
「フォロバ企画」とかあるとヒャッホイ!!と頑張ってしまいがち。
結果、『あれ、何かおかしい・・・何コレ?』
と皆様シャドウバンのお世話になると思うのです。
もちろん僕もそうでした、ですので私の知っている範囲ですがシャドウバンについてご紹介してみようと思います。
最近、ツイッターでは規制が強化されています。
規制というとアカウントの「凍結」が思い浮かびますが、今は凍結まではいかないペナルティ「シャドウバン」も存在しています。
もしかして、知らない間に自分も シャドウバン を受けているんじゃ?
悪いことはしてないはずだけど、何が原因になるか分からないし心配……。
そもそもシャドウバンとはなんぞや??
「シャドウBAN」とは、ざっくり言うと運営(ツイッター社)によって行われる「ミュート」です。
シャドウBAN された人は、他の多くの人から見えなくなります。
例えば、Aさん が シャドウBAN されると、Bさん からは Aさん が見えなくなります。
Bさん が Aさん をミュート,ブロックしていなくてもです。
アカウント凍結(BAN)までは行かないけれど、他の人からは見えなくなる。
ある意味 BAN に近い状態。それが「シャドウBAN」です。
自分がシャドウバンになっていないか調べたい
サイト「Twitter Shadowban Test」を使うこと、ツイッターアカウントが シャドウBAN されていないか調べることができます。

こんな感じのサイトが表示されます。
次に調べたいご自身のアカウント名を打ち込みましょう。

上記の@マークの後ろにご自身のアカウント名を入れます。
実際に調べてみましょう!(一応アカウント名は消してあります)

結果が表示されました。
オールグリーン!私のアカウントは シャドウバンされていないようです。
ホッとしました (#^.^#)
それぞれ何を意味しているの?
英語ばかりでわからないですよね?説明します。

改めて書きますね!
「Found @xxxx」は、そのアカウントが存在するか。
「Search Suggestion(サーチサジェッション) Ban」は、不適切コンテンツ扱い。
「Search(サーチ) Ban」は、検索結果から除外。
「Ghost(ゴースト) Ban」は、リプライツリー(スレッド)から除外。
「Reply Deboosting(リプライディブースティング)」は、軽いゴーストバン。
という事になります。
ちなみに、『お、おっふ!!』という状態はこんな状態になります。

Twitter Shadowban Test の結果から分かるように、シャドウBAN には種類があり、その種類によってツイートを見られるユーザーの範囲が違います。
とはいうものの、『なにこれ、もうわけわかんない!!』ってなりますよね。
ひとずつ簡単に説明しますね。
これらの見える範囲と種類について
Search Suggestion Ban(サーチサジェッションバン)
シャドウBAN の中では一番軽いものです。
これを適用されたアカウントは、ツイートが「不適切(センシティブ)コンテンツ扱い」となり、「検索設定」の「センシティブな内容を含むものを表示しない」をオンにしているユーザーには見えなくなります。
成人向けコンテンツを投稿しているアカウントはこの シャドウバンを受けやすいようです。
ペナルティというより「ゾーニング」に近いものなので、これが適用されてもあまり気にしなくて良いんじゃないかと思います。
「設定」の「ツイートする画像/動画をセンシティブな内容を含むものとして設定する」をオンにすると、同じ状況になるので、この BAN が解除されるかもしれません。(バン を受けると、この設定をオフにできなくなるという報告例もあります)
センシティブバンと言った方が分かりやすい気がします。
Search Ban(サーチバン)
これを適用されたアカウントは、「検索」の結果にツイートが表示されない状態になります。
例えば、この バンを受けた Aさん のツイートは、Bさん が検索をした時に表示されません。
Bさん が Aさん をフォローをしていてもダメです。
ただし、表示されないのは検索だけなので、フォロワーである Bさん の「ホーム」には、Aさん のツイートが流れます。
スパム行為をしているとこの シャドウバンを受けやすいようです。
検索結果で見られるのは バンユーザー 本人だけ。ただし、フォロワーのホームには通常どおりツイートが流れます。
Ghost Ban(ゴーストバン)
これを適用されたアカウントは、「リプライ」が表示されない状態になります。
例えば、この バン を受けた Aさん が Bさん のツイートにリプライを送った場合、Cさん(第三者) が Bさん のツイートを開いても、ぶら下がっているリプライツリー(スレッド)の中に Aさん はいません。
ちなみに、Cさん が Aさん をフォローしていても、上記の状況で Aさん の「リプライ」は表示されません。
フォローしているので、Aさん から Cさん へのリプライは Cさん に通知されますが、この場合もリプライツリー(スレッド)の中に Aさん のリプライは表示されません。
未検証ですが、この バンを適用されたアカウントは、フォロワーでないユーザーにリプライを送っても相手に届きません。(リプライによる迷惑行為を防ぐための BAN だと思われるので)
ただし、バンユーザー をフォローしている人でかつ自身宛てのリプライのみ(他人宛のものは見えない)は見られるようです。
Reply Deboosting(リプライディブースティング)
これを適用されたアカウントは、リプライが「返信をさらに表示」の中に隠されます。
また、リプライが攻撃的な可能性があると見なされた場合は、さらに奥にある「さらに返信を表示する」の中に隠される状態になります。

この表示をタップすれば誰でもリプライを見られますが、この注意表示はリプライツリー(スレッド)の最後尾にあるので、見る人数は大幅に減ります。
機能としては、軽めの「ゴーストバン」です。目隠しバンというと分かりやすいかもしれません。
未検証ですが、この バンを適用されたアカウントは、フォロワーでないユーザーにリプライを送っても相手に通知は届かないと思われます。(リプライを制限するため バンだと思われるので)
ただし、「さらに返信を表示する」をタップ(クリック)した人とユーザをフォローしている人は見られるそうです。
何となくわかってきたけど、どういう事?
適用される シャドウバンは問題行動の内容によって決まるのかと思いきや、そうではありません。
「サーチサジェッションバン」と「リプライディブースティング」は単独で適用されることがありますが、それ以外の シャドウバン は他のものと一緒に適用されます。
「サーチバン」は、サーチサジェッションバンと一緒に適用。
さらに「ゴーストバン」は、サーチバン と サーチサジェッションバンも一緒というフルコース適用です。
つまり、ゴーストバン を受けた人は一部のフォロワー以外ほぼ誰からも見えません。
ペナルティは、サーチサジェッションバン→ サーチバン → ゴーストバンの順に重くなると考えてよさそうです。
シャドウバンの解除方法
解除の近道があるようです。かなり階層が深いですがトライしてみてください。
<解除方法1>
Twitterアプリのご自分のアカウントの「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティー」→一番下までスクロールして「カスタマイズとデータ」→さらに一番下までスクロールして「Twitterデータを見る」→「興味関心と広告のデータ」もしくは英語表記の場合もあり「Interests and ads data」→「Twitterから取得した興味関心」または英語表記「Interests from Twitter」の中にあるリスト項目の右端にあるチェックをすべて外します。
<解除方法2>
Twitterアプリのご自分のアカウントの「ヘルプセンター」→「報告する」→「すべてのサポートトピックを表示」→「検索」の以下の問題を報告しますの「自分が投稿したツイート、ハッシュタグ、またはメディアが検索に表示されない」にチェックを入れて、問題の発生場所、問題の詳細を500文字以内で説明してTwitterのヘルプセンターへ送信します。
これを行った後、同じハッシュタグでのツイート、同一文のツイートはしばらくしないようにします。
早ければ3日、遅くて3週間ほどで解除されます。様々な他の方の体験談を読んだところ、ばらつきがあるようです。
長い方で1ヶ月というお話も聞きましたし、このばらつきが何であるのかはわかっていません。
さいごに
もっとも『シャドウバンになりやすい行為』として現在言われているのが【フォロバ企画】です。
いいことなんですよ、友達の輪を広げる訳ですから。
でも、特にフォロワーさんの数が少ない時期って、ポンポンフォローできるので嬉しくなっちゃって連続で行ってしまったりするのです。
その結果・・・
シャドウバン!
ってこわーいものが待っています。
最近では企画の際に【注意事項】を張ってくださっています。
・ 1時間に30人まで
・ 30分やったら30分休憩
などなど、ルールを守ってTwitterを楽しみましょう!
りゅうこころでした。ryukokoro