
会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っていますりゅうこころです。ryukokoro

私は極真空手に始まり、沖縄剛柔流空手、そして現在では松濤館流空手に励んでいます。極真空手・沖縄剛柔流空手共に指導員レベルではありましたが、若い頃にちょっとやらかしまして、空手から離れておりました。
理由はですね、、、 一緒に稽古している仲間の親御さんに、「あの人どういう人?」っていうのを知って戴く為にも、実話の小説貼っておきますので興味のある方はご覧ください。くれぐれも昔の話なので!現在は温厚ですから。
いやあ、若気の至りです。最近になってやっぱり空手バカなんでしょうね。どうしても「空手がやりたい!」と先生にご教示戴いて、愛知県瀬戸市で子供達と励んでおります。毎週1回の稽古ですが、楽しみで仕方ありません。同じ空手といっても全くその内容は異なるもので、「この違い」が空手バカにはたまらないんですねー(笑)松濤館流は、近代空手の祖とも言われる船越義珍氏が実上の開祖とする空手流派です。松濤館流は全世界に広がり世界で一番多く人々に学ばれている。のテコンドーは松濤館流空手から派生しているんですって!知らなかったです。

ちょっとわかりやすく私の経験から解説するとですね、
・ 極真空手は正面からの「どつきあい」
・ 沖縄剛柔流空手は鉄壁の守りこそが攻撃、相手が痛がる。それと武器も使う
・ 松濤館流空手は理にかなった攻防一体型の見た目綺麗なんだけど結構キツイ空手
という感じでしょうか。

幼稚園保育園の子供さんから小学校4年生までの子供さんがいらっしゃるのですが、まあ、楽しいんですよ、これが。みんな一生懸命に遊び、、、じゃなく稽古するわけです。子供らしく素晴らしいのです。
今般いろいろな残虐な事件、性犯罪などが毎日の様にニュースになります。とても悲しい事です。でも一緒に汗を流している子供を見ていると、「将来そんな事をする子はこの中に一人もいない」という確証めいたものが私の中にあるのです。だって、みんな「優しい」のです。
空手の流派は様々あれど、私が貫いている信条。これは「優しい」なのです。
親御様がいらっしゃっても叱るときは叱ります。怒るんじゃありません、叱ります。一緒に正座します。子供と目線を合わし、ちゃんと話して聞かせます。するとどうでしょう!当然子供さんたちはふざけて遊びますよ。これはいいんです、子供らしくって。でも、「型勝負の時」「自由組手」の時、子供達は武術家の目になるんです。素晴らしいことです!!

「勝ってわーい、負けて終わったー」ではないのです。「次も勝つ!負けたら悔しい」と表情に出るのです。私は心理学士ですから、褒める時も叱る時もその子に合わせた言葉を使う様には心掛けているのですが、まだ触れ合うようになって1ヶ月です。子供達が徐々に本当の意味で優しくなってきているのです。昨日も令和最後の練習納めでしたが、みんな率先して掃除をしてくれました。
こういうところなんですよ、空手で大切な事って。帯が縛れなくてもいいのです。一生懸命に日頃おふざけな子供達の、あの目つきが変わる瞬間。ゾクゾクします!きっと師範も同じ事を感じていらっしゃると思います。徐々にではありますが、みんなお行儀が良くなって来ているのです。全く強制していません。自分達で「基本稽古の時はトイレに行きません!」となってきているのです。こういう習慣と優しさが、ご家庭内でもきっとほんの一瞬でも見られるはずです。

親御様に於かれましては、お子さん達のこういう部分を見つけて大いに褒めてあげてください。そして愛情たっぷりに叱ってあげてください。子供達は絶対に歪んだ道に進んだりしませんから。
私のブログの中に「虐待」とか「心の病」というのが沢山あります。『きっとこの子達なら大丈夫!』そう思う事の出来る仲間です。

仲間ですよ、だって私、一番下っ端の白帯さんですから。
りゅうこころでした。ryukokoro
