小説 7665日の物語 29 茜ちゃんから店舗に電話があった。 「ネロが。。急にご飯のどに詰まらせちゃって。。。口の中に手を突っ込ん で吐き出させようとしたんだけど全然出してくれなくて。。。息してくれな いの。。。いま獣医さんに居るんだけど。... 2019.12.09 小説
小説 7665日の物語 15 お嬢さんが連れてきたとはいえ、道場やぶりみたいなものである。 師匠が土下座されたことで正義感を持って挑んでみたはいいものの、 一切歯が立たず、門下生からどんな目で見られている事だろう。。 僕はお嬢さん... 2019.11.27 小説
小説 7665日の物語 8 中学を卒業するのと同時に、僕は空手から離れた。 嫌になった訳ではない。 破門になったのだ。 もうすぐ中学を卒業しようかという冬の雪がちらついている日だった。 それまでアルバイトは新聞配達だけだった... 2019.11.20 小説
小説 7665日の物語 7 僕は言われた通り、愚直に実践した。呼吸を整え、肺にあるすべての息を 全部吐ききり、ゆっくりと大きく息を吸って、おへその下あたりにグッと 力を入れて『 ... 2019.11.19 小説
小説 7665日の物語 5 僕をいじめっ子から守っていてくれていた女子にお呼ばれされて、 僕は女子達の家に良く遊びに行っていた。「いじめられっ子は本が友達」 というのはあながち間違いではない。当時は今... 2019.11.17 小説
小説 7665日の物語 4 どれくらい時間が経っただろう。僕の家でお引っ越し見たいな事がされている。 ネコちゃんは大切に手に持っているが、僕の意識はパトカーから見える自分の家 の方にいっている。 ... 2019.11.16 小説