小説 7665日の物語 16 『ほら、持って行って皆で食べなさい。客人からの差し入れだ(笑)』 そう言ってこちらにあるフライドチキンを全部持たせ、 『わしらも向こうで一緒に食べよう。風間君の入門試験も食べたらやるか』 『ん?試験?そう... 2019.11.28 小説
小説 7665日の物語 12 (ああ、ぼくの流派は剛柔。受けこそが最大の攻撃。それでいいという事 は、打たせ蹴らせてそれを受け、倒せということか。。。)と。 『あんた、手加減なんかしたら許さないからね!!』 『よく喋る女の子だな。いいから... 2019.11.25 小説
未分類 7665日の物語 10 『あんた、うちの道場に道場やぶりにくるつもり?笑える!私なんか ペーペーだから、あんたなんかボッコボコにされるわよ(笑)』 『ごちゃごちゃ喋ってねぇで、どこか言え!!』流石の僕も殺気立った。 その気配を彼女も感じ... 2019.11.22 未分類
小説 7665日の物語 3 知り合いの獣医に出してもらった、人間でいう粉ミルク。少しだけ溶かして体温位に温め、針の無い注射器みたいなものでゆっくり飲ませる。 『いいか、ギャーギャー鳴いても1日に5回までな。』 ... 2019.11.16 小説
小説 7665日の物語 2 意を決して傘を置き、集団登校する小学生の「なに?あの人・・・」 みたいな視線を痛く感じながら、僕はネットをどかして音のする袋を 探し漁った。半透明のゴミ袋の中に不自然に新聞紙... 2019.11.15 小説
小説 7665日の物語 1 風に揺蕩うような霧雨の振る中、傘を手に持って学校に向かう途中の ゴミ収集場所。木製電柱の下、毎週火曜と金曜がゴミの日と決まっている。 前の晩から出す人や、分別をしない人もいる。ビール瓶が... 2019.11.14 小説