小説 7665日の物語 16 『ほら、持って行って皆で食べなさい。客人からの差し入れだ(笑)』 そう言ってこちらにあるフライドチキンを全部持たせ、 『わしらも向こうで一緒に食べよう。風間君の入門試験も食べたらやるか』 『ん?試験?そう... 2019.11.28 小説
小説 7665日の物語 14 もし今の世の中で学校でお漏らししてしまったらどうなるだろう。。 イジメに合い、登校拒否になり、引きこもりになり、自殺や無差別殺人も あり得るのではないだろうか。「そんな大袈裟な!!」と言われるかも 知... 2019.11.26 小説
小説 7665日の物語 13 「もうさ、空手の話は飽きた!!」そう思われる読者の皆様、今しばらく お付き合いください。空手こそが私を構成する要素なのですから (^^; 僕は少年部への入塾を希望し、許可された。幼稚園や小学校低学年主体で 「... 2019.11.26 小説
小説 7665日の物語 12 (ああ、ぼくの流派は剛柔。受けこそが最大の攻撃。それでいいという事 は、打たせ蹴らせてそれを受け、倒せということか。。。)と。 『あんた、手加減なんかしたら許さないからね!!』 『よく喋る女の子だな。いいから... 2019.11.25 小説
小説 7665日の物語 11 『押忍!!!』立ち合いが始まった。僕は渾身の息吹を入れ、戦闘態勢に 入った。『待てっ!!』僕の雰囲気が大きく変わった事に師範は気づいた。 そして娘に打ち込ませることを【 危 険 】と判断し止めたのだ。 女性は... 2019.11.25 小説
小説 7665日の物語 9 そんな形で僕は空手から離れる事になった。引きはがされる事になった。 やっと見つけた自分の居場所。それが突然に奪われた。 自分の行いによって破門になったのだが、「悪漢から女性を守った結果」 なのだか... 2019.11.21 小説
小説 7665日の物語 8 中学を卒業するのと同時に、僕は空手から離れた。 嫌になった訳ではない。 破門になったのだ。 もうすぐ中学を卒業しようかという冬の雪がちらついている日だった。 それまでアルバイトは新聞配達だけだった... 2019.11.20 小説